【イエネコ】の無防備な寝相
猫様は「寝る子」が語源と言われるほど、よく寝るイキモノです。
平均して16時間は寝る猫たち。(仔猫の時は20時間以上寝ることもあるそうで・・・)
気づけば横でスヤスヤと、気持ちよさそうに夢の中。
お部屋の中で「ぬくぬく」と過ごす【イエネコ】の無防備な寝相って、ときどき笑いをこらえるのが大変な時があるんですよね。
ふと見ると、ほらこんな。


当時あまり良いカメラを持っていなかったので、画像が粗いですが・・・
「抱っこ」しようと手を伸ばしたら、腹蹴りくらわす勢いで逃げるのにね。
いくらなんでも、ちょっと無防備すぎやしませんか?
野生を忘れた我が家の猫様の【へそ天】







どうしてこんな寝相になったんだか(苦笑)
でもちょっとでも笑ったら、すぐに起きちゃうので、笑うのは、我慢・がまん。
(笑いこらえるのが大変だった~)
へそ天は、お腹を見せて寝ている姿のこと。
この寝相で寝ているときは、かなりリラックスしているとき。
お腹は動物にとって急所にあたる部分なので、緊張しているときや、慣れない環境の場所では絶対に見せない寝姿です。
へそ天は、警戒心の強い「ノラ猫」では、ほとんどみることができない寝相。
こんな寝相が見れるのは、信頼された下僕の特権?!

一応、信頼はされているってコトなのかな?
だからって「お腹を見せてるってことは、安心してるんだよね?」と、むやみに触ったり、かわいいからとそのお腹に顔をうずめちゃぁ、ダメですよ。
気持ちよく寝ているのに不意に急所のお腹を触られたり、お腹をモフられちゃったりしたら驚いてとび起きちゃいますから。

触りたい気持ちはわかるけれど、そっと寝かしておいてあげましょう。

そういうけどね。
おかーちゃん。寝ているボクたちのこと触りまくってます!

だって我慢できないんだもーん。
宇宙-sora-はちょっとだけ仰向けになれるけど、でもどうやら仰向けが苦手っぽくて、家に来てから今まで「これぞ、へそ天!」というへそ天を寝相がないんですよね・・・。


そういえば「歌舞伎ちゃ。」と「にのちゃ。」のへそ天って・・・見たことないなぁ。
あの子たちの警戒心、いまだに強いもんなぁー。

まだまだ、信頼されてないってことでしょね・・・


いきなりリラックス(無防備)しまくりの「へそ天」からの紹介になりましたが(苦笑)
そのほかにも、猫の寝姿はいろいろ。
リラックスしているときはもちろんのこと、夏の暑い日にも手足を伸ばして寝たり、
また、寒い冬の日は、「くるんっ。」と丸まって寝たり・・・
それ以外にも、猫は様々な寝姿を見せてくれます。
ほんわかほっこり寝姿選
見ているだけで、なんだか眠くなってきます


これ一応、「ごめん寝」?
ごめん寝とは、前足に顔をうずめて、まるで土下座しているかのような寝相のこと(笑)
でもこれ、本当は「まぶしい・・・」って寝てるんだよね。
その可愛さに思わずほっこり笑ってしまうけれど、猫にとってはゆっくり寝られない状態。
お部屋をちょっと暗くしてあげましょう。



本当は、
サビ猫「歌舞伎ちゃ。」は大好きな「とびちゃ。」に抱き着いて寝たかったんだけど、「ちゃっとん。」が真ん中に入ってきて邪魔されちゃったのです
このあとの、めっちゃ不機嫌そうな「歌舞伎ちゃ。」の表情。
ちょっと怖いです(苦笑)


これは一応、「アンモニャイト」・・・かな(苦笑)?
顔をおしりのほうに向けて体を丸める、猫の基本的な寝相。
古代生物「アンモナイト」のような渦巻の見た目から、こう呼ばれているようです。


アンモニャイトになって寝ているときは、周りが少しひんやりしているとき。
気温が15℃以下になると、猫は丸くなって寝るようになります。
お部屋が寒いようであれば、暖房でで部屋の空気を温めたり、毛布をかけてあげたりするといいかもしれませんね。
また、ちょっぴり警戒心の強い臆病な猫の場合は、急所であるお腹の部分を隠して寝ている、ということも。
猫が最も警戒しているときは、お腹を下にして隠し、足の裏を地面につけた状態のままで、頭を起こして眠ります。
そうすることで敵に襲われそうになったり、危険が迫ったときにすぐに動いて攻撃したり、逃げたりできるからです。
お腹は隠しているけれど、体を横にして寝ている「アンモニャイト」の場合はすぐには動けない状態なので、「とりあえずお腹は隠すけど、そんなに警戒はしてないかも」という感じなのでしょう。

無防備すぎる【へそ天】からの【アンモニャイト】な寝相では説得力なさそですが・・・
猫によってはただ、「このほうが、寝心地が良いから」という場合も。




猫様が落ち着いて寝れるために。

猫は一日16時間近くも寝る「寝る子」です。
幸せそうな寝姿(寝顔)をみていると、こちらまでウトウト眠くなってきてしまいます。
猫が気持ちよく、いつでも安心して寝られるような環境を整えてあげたいものですね。