愛猫とお散歩したい!|ところで猫に散歩は必要?猫を散歩させるときの注意点

猫というイキモノ

SNSの動画や写真で猫と一緒にお散歩している姿を見かけると、
「私も、うちの仔と一緒にお散歩してみたい!」と羨ましくなりますよね。

私は、お散歩ができる状態なら、お散歩させてあげたい派です。
でも、猫に散歩が必要かどうかは、実は賛否両論なのです。

昔の猫は外を自由に出入りできたけれど、現在は「完全室内飼育」が推奨されています。
なぜなら、家の外は猫にとってリスクがとても高い場所だからです。

ノミやダニを連れてくることがあります。

見ていない場所で、猫同士のけんかに巻き込まれるかもしれません。
感染症をもらってしまうと、病気になって命を落とす可能性があります。

交通事故に遭うかもしれません。
時々、車に轢かれた猫の死体を見かけると心が痛くなります。
いつまでも帰りを待つ「飼い主」のことを思うと、胸が締め付けられそうになります。

これらの「危険」から大事な我が子を護るためにも「完全室内飼育」が推奨されているわけです。

 猫とお散歩したい

『猫にお散歩は必要?』

結論から言うと、猫に散歩は必要ないそうです。

猫が外に出たがるのは、散歩がしたいわけではなく「なわばり」を確認するためなのです。
外を眺め、出たそうにしているように見えても、小さな頃から室内で育ち、自分の縄張りが「家の中だけ」と思っている猫は、縄張りの中に侵入してくるものがいないかどうか?を見張っているだけと言われています。

ところが、一度でも外に出たことのある猫は、窓の向こうに見える範囲も自分の縄張りであると認識してしまうため、外に出たがるようになります。
また、外で育った経験のある猫や好奇心の強い猫も外に出たがります。

室内だけで飼っていると行動範囲も狭く、放し飼いの猫よりも運動量や刺激が少なくなるため、体重も増えていきます。
気が付けば、コロンコロンとした「くびれ」のない体形になってしまうことも。

かつては「野良猫」として育ち、保護されて「室内飼い」になった場合は、ストレスが溜まって問題行動を引き起こしてしまうこともあります。

そんな猫にとって散歩をさせることは、散歩中の自然と触れ合うことが刺激となり、良い気分転換となって心身のリフレッシュに効果的かもしれません。

我が家の元野良ニャン兄弟たち。触ろうとすると逃げまくるので、お散歩させてあげることができません。

猫は「室内飼育」が基本ですが、もし可能であるなら、「安全な場所」で散歩をさせてあげるのも良いかもしれません。

しかし、猫が外へ行きたがるのはあくまで「なわばり」を確認するためです。
散歩がしたいわけではない、ということだけは覚えておきましょう。

一度も外へ出たことのない猫は、無理に連れ出す必要はありません。
危険が多い外へ出ることを、猫自身も望んではいないのです。

うちの元野良ニャン兄弟も、今ではすっかり外へ出ることを怖がります。

『外は危険がいっぱい』

猫は犬と違い、ヒトの言うことを素直に聞くイキモノではないため散歩に連れ出すことが出来ないので、放し飼いによって自由に外を出歩かせるのが一般的な飼育方法でした。
ですが今は自由に外へ出すことで

〇 ノミやダニを連れて帰ってくる。
〇 交通事故に遭い、命を失うかもしれない。
〇 心無いヒトによって、虐待されるかもしれない。
〇 他の猫と喧嘩して怪我をしてしまうかもしれない。
〇 ちょっとしたことに驚きパニックになり、迷子になるかもしれない。
〇 誰かに連れ去られるかもしれない。
〇 猫エイズなどの感染症をもらってきたりする可能性がある。
〇 猫が庭に侵入することで、ご近所とのトラブルになる。(排尿など)

外を自由に出歩く猫は、傍で見守る「ヒト」の目が届かず、危険がいっぱいです。
なので今は、猫を外に出さずに「完全室内飼い」をする人が増えているのです。

『外に出すなら』

外へ出すということは、事故に遭ったり迷子になってしまう心配があるため、もし外へお散歩に出すのであれば、必ず必要になるのが「ハーネス」と「リード」です。

首輪にリードをつけるタイプは、後ずさりで抵抗された時にそのまま引っ張ってしまうと、「すぽんっ!」と抜けることがあります。
また、自分の匂いをつけようとして低い木などに顔をこすった時に、うっかり枝に引っかかってしまって外れなくなったりすることもあり危険です。

何をどうしたらそうなるのか?、ゆるく締めた首輪に腕が入ってしまい「たすき掛け」のようになり、身動きが取れなくなることもあります。

全部、宇宙-sora-で経験したことです。

常に一緒にいて、すぐに対処できる状態なら問題もないかもしれませんが、やはり、何かあった時に猫の細い首に負担がかかってしまうので、首輪ではなく、体の負担が少なく安全な腕を通すタイプのハーネスをお勧めします。

ハーネスを装着しても、リードをしっかり握っていないと、ちょっとした油断で急に走り出し、あっという間に姿を消してしまい、やはり事故に遭ったり、迷子になったりする恐れがあります。

普段おっとりしているようにみえても、突然何かに驚いたり、不意にほかの猫と遭遇したり、獲物を見つけたり・・・猫は急に勢いよく走り出します。
そのスピードはとても速く、あっという間に見失います。

ですが、腕を通すタイプの「ハーネス」を装着し「リード」をしっかり握っていても、油断はできません。

猫は身体がとても柔軟なので、体にしっかりフィットしたものを装着してあげないと、走り出した猫の力は思っている以上に強く、リードを引っ張って押さえ込もうとして、ふとした瞬間に身体をひねってすり抜けることがあります。

猫が外に興味がなく外出を嫌がるようであれば、無理に連れ出すことはないでしょう。

『宇宙-sora-のお散歩』

と、えらそーにイロイロ書いてきましたが。

宇宙-sora-のお散歩スタイルは「首輪」に、少し長めに切った「PPロープ」をくくり付けて引っ張らせています(苦笑)
PPロープ、軽くて好いんですよ。
好きな長さに切れますし、どんなに長くしても軽いんです。
長く切れば物陰に隠れた時の目印にもなるし、泥などで汚れたら捨ててしまって、新しいものに交換しやすいのです(笑)

普段は手を放してPPロープを引きずらせてますが、「もしも」の時は、紐の先を踏んで制止します。
これも「庭の中だけ」でしか過ごさないから、出来ることかもしれません。

我が家に連れてきたばかりの頃は、外に出すつもりもなかったし、宇宙-sora-自身も出たがっていたわけではないんですけどね。
これまで一緒に暮らしてきた猫たちが、自由に出入りする生活だったので、お天気のよい日につい「やっぱり青い空の下で遊ばせてあげたいな」・・・なんて思っちゃったんです。

あの日、宇宙-sora-を外に出していなかったら、今一緒に暮らしている「元野良ニャン兄弟」たちと出会うこともなく、今の生活はまた違うものになっていたかもしれません。

仔猫だった宇宙-sora-をペットショップから連れてきて、必要なワクチン接種を終えてから、必ず誰かが傍に居て、行くところを後ろからついて歩き、目を離さないように気を付けて庭に出してあげました。
散歩を始めたばかりの頃は、可愛いハーネスをネットショップで見つけては購入し、宇宙-sora-に着せて楽しんでいたのですが、ある日、ふと気づいたんです。
庭の土の上でゴロンゴロン♪したくても、背中に金具があるので出来ないということに。

ハーネスの背中の金具って、ゴロンゴロン♪しながら寛ごうとする「猫」にとっては、とても邪魔なんですよね。

首輪は、何かあった時に「首」に直接負担がかかるので、あまり好ましくはないのですが
金具が邪魔になっていることに気づいてハーネスをやめて、首輪に変えてあげた時にはもう、ハーネスの金具が背中になくてもゴロンゴロン♪が出来なくなっていました(泣)
仰向けになると金具が背中に当たって痛い、って覚えちゃったんですね。

なので「へそ天」という寝相もできなんです・・・

(ほかにも原因があるかもですが)

 

ハーネスを装着していた頃に、「ご近所一周プチ冒険」をして楽しんでいた時期もあったのですが、もともとが「おっとり」としていて、「臆病」な性格の子だったのかもしれません。
「誰かが一緒に居てくれない外は、とても怖いところ」と育ち、シニアになった今でも、ひとりで勝手に外へ出ることはありません。

玄関を開けても、必ず「PPロープのついた首輪」を装着しないと外に出ることが出来ない、と思っているのです。

たまたま宇宙-sora-がそういう性格の子であって、他の猫で同じように躾けて(育てて)みても、同じようにいかないかもしれませんが、宇宙-sora-は首輪とPPロープだけで外に出してます。
滅多に庭(敷地)の外に出ようとしないけれど、それでも危険を感じた時は急いでロープの端を掴んで、首に負担がかからないように軽くひっぱるだけで行動を制止できます。

とはいえ。
宇宙-sora-がどんなに大人しくて、臆病で、ひとりで庭から危険な外に出ることはない。と言っても、やはり時として思いがけないハプニングは起きます。

外で「のほほん」としていた時に突然、ごろごろっ!と大きな雷の音が鳴った時、驚いて家と反対の方向へ走って行ってしまった時、その勢いは半端なく、あっという間に見失ったときは心臓が止まるかと思いました。
宇宙-sora-を見つけ出すまで、生きた心地がしなかったものです。

ふと、通りすがりのよその猫を追いかけて道路に勢いよく飛び出しかけたこともあり、焦ったこともあります。
車が1台も走っていなかったので良かったものの、もしも車の前に飛び出してしまっていたら・・・。

外に出すときは、細心の注意と「覚悟」が必要になります。

あと一度でも外に出してしまうと、その後はずっと外に出たがるようになります。
「なわばり」を確認しなければならないので、仕方のないことです。
宇宙-sora-は雨の日でも雪の日でも庭に出たがり、出れられるまであとをついて歩きます(苦笑)

日差しの厳しい暑い日だって、とりあえず出たがります。
「なわばり」を確認しなければならないのですから。
自分はすぐに熱い地面を避けて歩き、日陰の涼しいところに潜り込むのですが、一緒に出て見守るほうは、強い日差しの中で出てくるまでひたすら待つしかありません。

猫の性質に合わせることができないようであればやはり、最初から無理に連れ出すことはないと思います。

『迷子札をつけましょう!』

これまで一度もお世話になることはなかったけれど、宇宙-sora-の首輪には迷子札がちゃんとついてます。
苗字と名前と電話番後が書いてあります。

迷子になって誰かに保護された時、「迷子札」があればすぐに連絡してもらえるという安心感があります。

 

『マイクロチップ』

宇宙-sora-をペットショップから連れてきた時は、マイクロチップは必須ではなかったので、宇宙-sora-にはマイクロチップが入ってません。
ですが、災害などで猫が迷子になってしまった時、再会できる可能性はとても低いです。
近年は、避難しなければならないような「災害」が身近なものになっています。
ニュースで見ている災害が、いつ自分の身に降りかかるかわかりません。

たとえ運よく再会できても、痩せていたり汚れていたりしていると、「うちの子だろうか?」と確信が持てないことがあるかもしれません。
そんな場合に役立つのが「マイクロチップ」です。

普通に家の中で飼っている場合でも、うっかり開けた玄関や窓、ベランダなどから脱走してしまうこともあります。
去勢・避妊手術を受けていない猫は、発情期に外に出たい衝動に駆られることがあるので、マイクロチップを装着していたほうが安心です。

マイクロチップは体内に埋め込むものなので、装着することに抵抗がある飼い主さんも多くいると思います。
実は、私も抵抗があります。
シニアになった宇宙-soraの体の中に、あまり変なものは入れたくないと思っています。

ですがマクロチップを埋め込むときの猫にかかる体の負担は、皮下注射を打つときとあまり変わらないのだそうです。
チップのサイズは直径が2mm、長さは12mm程度。
耐久年数は約30年だといわれているそうです。

マクロチップの装着は「医療行為」になるため、動物病院で獣医さんが行います。

費用は数千円~1万円程度。
動物病院によってその費用は異なります。
情報登録料として千円が別途必要となるそうです。

もしもの時の「安心」のために、検討してみるのも良いかもしれませんね。

『安全に過ごせる環境つくり』

外に出さずに「完全室内飼育」にすると決めたら、猫が安全に、そして楽しく部屋の中で過ごせるような環境を作ってあげてください。

猫には本来、単独で獲物を捕まえる「ハンター」としての本能が備わっています。
ですが室内では狩りができません。
なので、棒付きの「おもちゃ」を使って「狩り」の本能を駆り立ててあげられるように一緒に遊んであげたり、
キャットタワーやトンネルを用意して猫が運動できるようにしたり、室内でもストレスを溜めず満足できるような工夫をしてあげてくださいね。

猫が脱走するきっかけで多いのは、うっかり開けてしまった玄関や窓から飛び出してしまうケースです。
玄関のドアや窓の開閉には、家族全員が細心の注意しなければなりません。

暑い季節は、窓を開けて網戸だけの状態にしていることもあると思います。
ですが網戸は、猫が開けたり破ったりしやすいので、ストッパーをつけたりワイヤーネットなどの柵を取り付けたりするなど、脱走できないように対策が必要です。

 で、猫に散歩は必要なの?

宇宙-sora-はずっと、首輪にPPロープをくくりつけて「外」に出ることがルーチンとなっています。
何をするでもなく、庭に出るだけで満足しています。
だって宇宙-sora-にしてみれば、それはお散歩ではなく、「なわばり」を確認しているだけなのですから。

でも、ちょっとした油断で、思いがけないハプニングに遭遇するかもしれません。
外に出ているときは、かたときも宇宙-sora-から目を離せません。

「なわばり」を確認するのですから、外へ出ない日はありません。
私の具合が悪くても、一緒に外へついて行ってあげなければなりません。

雨が降ろうが、雪が降ろうが、暑かろうが、寒かろうが・・・。

宇宙-sora-を外に出してしまった私が言うことじゃないですが、もし、猫が外に興味をもっていないのであれば、最初が肝心。
猫を外に出す必要はないと思います。
いちどあとが大変です。

今一緒に暮らしている元野良にゃん兄弟たちは、家に閉じ込めたばかりの頃は外へ戻りたがってましたが、そのうち諦めてしまい、今では外へ出ることを怖がります。

時々、庭で遊ぶ「スズメ」を捕まえたがって鳴いたりしますが(笑)

安心して過ごせる場所があれば、猫は幸せなのです。
あえて危険な外に出す必要はないのでしょうね。

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