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完全室内だって安全じゃない!猫様のワクチン接種は必要なんだ④

愛玩動物飼養管理

完全室内で一緒に暮らしていてもね、
猫様が感染症にかからないって保証はないんだよ。

細菌やウィルス、ダニやノミ・・・どこから侵入するか解らんもん。
知らず知らず、下僕が持ち帰る可能性だって、あるんだ。

だから、毎年1回。

室内で暮らしている猫様も
ちゃんと「ワクチン」は接種したほうがいいよ・・・って、お話。

ワクチンの種類

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 生ワクチン

細菌やウィルスなどの「病原体」を弱め「生きたまま」ワクチンとして利用しているもの。
ワクチンの原型ともいえるタイプ。

病原性は弱っているものの、まだ「生きている」ので、体内で増殖。
これに対応する抗体が作られていきます。

つまり。
病気になったときと同じような状態で「免疫」をつけることができるのに、「発症」することはほとんどないけれど・・・接種後、まれに軽い症状が出ることも。

代表的なワクチン【猫】

猫ウィルス性鼻気管炎、猫カリシウィルス感染症、猫汎白血球減少症、猫クラミジア感染症

代表的なワクチン【犬】

犬ジステンバー、犬伝染性肝炎/犬伝染性咽頭気管炎、犬パラインフルエンザ、犬パルボウィルス感染症、犬コロナウィルス感染症

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 不活化ワクチン

細菌やウィルスなどの病原体を特殊な化学薬品などで処理、毒性や感染性を除いて「ワクチン」にしたもの。

生ワクチンと異なり病原体は生きていないので、体内で増殖することができないので、1回の接種で得られる免疫力は弱く、複数回、追加接種する必要がある。

代表的なワクチン【猫】

猫白血球ウィルス感染症、猫免疫不全ウィルス感染症など

代表的なワクチン【犬】

狂犬病、レプトスピラ症など

ワクチン接種で免疫をつくろう!

ペットのワクチンは「感染症」からペットを護るためのもの。
仕組みは「人のワクチン」と同じ。

感染症を発症している他の仔から感染し、その病原体た体内に入った時、
その仔の免疫力が高かったり、病原体の感染力が弱ければ発症しないこともあるし、さらに体内に「抗体」ができるので、その感染症に二度と感染することがないか、発症しても重症化しなくて済みます。

でも、免疫力が低かったり、病原体の感染力が強い場合、その仔は発症し、場合によっては死んでしまうことも。

そうならないために、あらかじめ毒性を弱めたり、感染力を失くした病原体をワクチンとして接種させ、免疫システムによって病原体への免疫を作っておけば、感染症の発症や重症化を防ぐことができます。

免疫がつくまでには、ワクチンの種類にもよるけれど、
接種後、2週間から4週間ほどかかるようです。

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 【生】【不活化】ワクチンの特徴

「生ワクチン」には生きた病原体が入っています。
毒性を弱めたり、病原性を弱めたものを使っているので、自然感染と同じように体に免疫の記憶がつけられます。
効果は高く、持続時間も長いけれど、弱いとはいえ、病原体が体内に入ることになるので発症するリスクがあるようです。

「不活化ワクチン」は、化学処理などによって死滅させた病原体が入っています。
それを異物として認識。
ワクチンから感染するリスクは低いけれど、効果が長続きしないので、間隔をあけて2回以上の接種が必要。

 接種方法

1回の注射で1種類の感染症を予防する「単独ワクチン」と、
複数のワクチンがひとつにまとめられ、1回の注射で複数の感染症が予防できる「混合ワクチン」があります。

混合と言っても、単純に「複数のワクチン」が混ぜ合わさっているわけではなく、
ひとつひとつの感染症に対して抗体を作って、しっかり免疫がつけられるようになっています。

宇宙-sora-
宇宙-sora-

めちゃくちゃ高い技術にゃのだ

猫の下僕
猫の下僕

まだ若かったころは「5種混合」だったけれど、
うちの子はもぅお年寄りなので、今は「3種混合」

 猫様の感染症と「ワクチン」

ワクチンで予防することができる猫様の感染症

〇猫汎白血球減少症(FPLV)
〇猫ウィルス性鼻気管炎(FVR)
〇猫カリシウィルス感染症(FCV)
〇猫白血球ウィルス感染症(FeLV)
〇猫クラミジア感染症/猫免疫不全ウィルス感染症(猫エイズ・FIV)

ワクチンの種類予防できる病名1種2種3種4種5種6種7種
猫パルボウィルス生・不活化猫汎白血球減少症
猫カリシウィルス不活化猫カリシウィルス感染症
猫ヘルペスウィルス1型生・不活化猫ウィルス性鼻気管炎
猫白血病ウィルス不活化猫白血病ウィルス感染症
クラミジア生・不活化猫クラミジア感染症
猫免疫不全ウィルス不活化猫免疫不全ウィルス感染症
赤線は「コアワクチン」 ※感染すると死亡リスクが高い感染症のワクチンで、接種することが推奨されています。

猫様のワクチンにも「単独ワクチン」「混合ワクチン」があります。
混合ワクチンは3種混合から7種混合まで。

ワクチンの種類は「コアワクチン」に加えて、接種時に流行している感染症や猫様の生活環境などを考えて決めましょ。

完全室内だから・・・って言っても、下僕(飼い主)が外で野良猫様たちを触ったりすれば、知らずにウィルスを運んでくることも。

コアワクチンの接種は推奨というより、必須。

 ワクチン接種プログラム

追加接種は、ガイドラインでは以下のように推奨されているようです。

猫ヘルペスウィルス・猫カリシウィルスワクチン

感染リスクが低ければ3年ごと、高ければ毎年。

猫パルボウィルスワクチン

3年未満の頻度では接種しない

猫白血病ウィルスワクチン

1年後に再接種したあとは、リスクがあれば2~3年ごと

猫クラミジアワクチン

リスクがあれば毎年

猫免疫不全ウィルスワクチン

1年後に再接種したあとは、リスクがあれば毎年接種

猫の下僕
猫の下僕

って、言っても。
なんのこっちゃ~だから、かかりつけの獣医さんに相談しましょ。
それが一番確実。

宇宙-sora-
宇宙-sora-

ボクの獣医さんは毎年
「もぅ年ですしねー。毎年接種しなくてもいいかもねー」って言いながら、
毎年必ず「3種」ぶち込むんだ。

接種後は、「副反応」で具合が悪くなることもあるから、午前中に接種することをオススメ。
もし具合が悪くなったら、午後からでも対処してくれるので。

夕方接種して具合が悪くなったら、翌日まで待たなきゃならないこともあるから、ね。

猫の下僕
猫の下僕

今はほぼ大丈夫なんだけど、
仔猫の時、一度だけ思いっきり具合悪くなってしまって、解毒(?)してもらったことがあるですわー。

過剰なアレルギー反応の「アナフィラキシー」は、接種後15分以内にショック状態に陥り、手当てが遅れると死亡することも。
接種後はしばらく動物病院の近くで待機していて、様子を見ましょ。
そして、少しでも体調が変だなーと思ったら、すぐに診てもらいましょ。

 年に1度の「ワクチン接種」はしたほうがいいよ

たとえ、完全室内で暮らしている猫様とはいえ、
年に一度、「ワクチン接種」はしたほうが善いです。

たとえば保護猫さんで、譲渡される前に「キャリア」が見つかってなかったとしても、
そのあと、他の猫様と接触する機会がないからと言っても

下僕(飼い主)がいつどこから「細菌」「ウィルス」を持ち込むか解らんので、ね。

特に、外の猫様に触るのが大好きな下僕さんだったら、なおのこと。
触れた仔がもしかしたら、持っている可能性だってあるんだ。

だから、お家で待つ猫様には予防が大事。

うちの仔は毎年3月に「ワクチン接種」
コアワクチン、ぶち込んでます(笑)

その他は、住んでいる環境を獣医さんにお伝えして相談しましょ。

ちなみに。
宇宙-sora-のワクチン接種は本当は4月だったんだ。
だけど4月って。

【狂犬病】のワクチンを接種しに来るワンコで待合室がぎゅぅぎゅぅになっちゃうんだよね(苦笑)

猫の下僕
猫の下僕

ワンこだらけの待合室にストレス感じるといけないので、
接種の時期を「狂犬病の予防接種」が始まる前の3月にズラしちゃいました

参考資料:withPETS(日本愛玩動物協会)

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