おトイレの容器
オープン型のもの
ドーム型のもの
上から入るもの
自動でお掃除してくれるもの・・・などなど。
★オープン型
★ドーム型
★上から入るタイプ
★全自動型
おトイレの容器にもいろんなタイプがあります。
容器の好みや使い勝手は、猫様によっても違います。
ドーム型のおトイレは、砂の飛び散りや臭いの広がりを防ぐから良いと思っても、まだまだ警戒心の強いうちの保護猫兄弟には、逃げ道がひとつしかないので不評だったりします。
また中に臭いがこもりがちになるので、嫌がる猫もいるようです。
さらに外から中の汚れが見えにくいので、お掃除を怠りがちになってしまいます。
用を足しているときにうっかり遭遇しようものなら、急いで逃げようとして、トイレの中で暴れるハメに。
きっと、「入り口をふさがれて閉じ込められたらどうしよう?!」そんな感じなのでしょう。
「つかまる=病院行」というイメージがあるようなので・・・。
その点オープン型なら、どっからでも逃げれるので好評(?)です。
あとね。
ボクが小さいころ、ドーム型のおトイレがあったけど、
あれ、砂を掻いているとき手がぶつかって、時々ハズれて怖かった記憶があるー。
あれは、下僕のハメかたが悪いのですが、
ドーム型って、お掃除をするときいちいちカバーの部分を外さなきゃだし、
外しちゃうと今度はなかなかちゃんと重ならなくて、結構イライラしちゃうんですよね・・・
バケツのような形の上から入るタイプは高さがある分、中で砂を掻いても外に飛び散ることがなく良いけれど、足腰の弱くなったシニアの猫様や、関節の弱い猫などには負担がかかり不向きだったりします。
入る時に「ステップ」を用意してあげることはできても、
外に出るための「ステップ」は用意できないですしね。
全自動タイプは、用を足した後の都度つどのお掃除の手間が省けるのが最大のメリットです。
またいつでも綺麗な状態を保てるので、猫様もいつでも気持ちよく用を足すことができます。
下僕の体調が悪いときでも、自動でお掃除をしてくれるので助かります。
ただ、ほとんどの製品が決められた砂(鉱物)しか使えないようですし、口コミを見ていると、本体が汚れた時のお手入れが「水洗い不可」なので簡単に洗い流せなかったり、部品を取り外したりなどと、メンテナンスがちょっと大変なようです。
電気代もかかります。
砂は「鉱物(しっかり固まる砂)系」を使用するようです。
今はいろいろな全自動トイレも販売されていて、一般的な鉱物系の砂でも使用できるようですが、おトイレの使用に推奨されている砂は高めだったりします。
鉱物系の砂によっては、いつでもしっかり固まるわけではなく、ときどき、固まりが弱いなぁ~と感じることがあります。
特に夏場など湿気を含んでいると、ねっとりとしていて、固まりにくいなーという感じです。
固まり具合が弱いと、べっとり・ねっちょりと本体(容器)にくっついちゃうので、お手入れが大変になることもあります。
なので、当下僕はいつでもサラリとした感じの「ひのき」の砂が好みです。
全自動でお掃除することで排泄物のチェックが怠りがちになります。
オシッコの量がちゃんと出ているか?
ウンチに血はついてないか?
ウンチはちゃんと水分を含んでいるか?(水分が不足していないか?)
逆に、下痢してないか?・・・などなど。
当下僕がこれを使い始めたら、せっかく「全自動」でお掃除してくれたのに
一回一回、ダストボックスを開けて排泄物をチェックしない気がします。
見ないでそのまま「ポイっ」して捨てちゃう可能性も。
なので全自動はお掃除の面ではかなり魅力的ではありますが、当下僕には向いてないかな、と。
強制的(?)に排泄物を見なきゃならないオープン型が当下僕には向いてます。
排泄物に異常がないかをチェックするのは大事です。
また自動トイレは「家電製品」なので、時々不具合を起こすこともありますし、停電時には使用することが出来ません。
最近はスマホと連動しているのもあるようですが、面倒な設定や操作が苦手な当下僕には、ちょっと扱いにくいです。
やっぱりアナログが一番。
ですが不在の時間が長い場合は、常におトイレが清潔な状態を保てるのは猫様にとっても、下僕にとっても確かに良いことです。
とはいえ、
口コミで「良い」と評判のおトイレが必ずしも自分の猫や、自分の生活スタイルに合っているとは限りません。
最初はちょっと無駄になることもあるかもですが、いろいろ試してみるとよいかと思います。
我が家は、最終的にはこのオープンタイプに落ち着きました。
並べて置いておくと壁の高さがないので、オシッコをしたあとに、そのまま隣のトイレに移動して「うんち」が出来るので猫様たちのお気に入り(笑)
こげ茶のほうは、宇宙-sora-が子猫の時から使っていたもの。
本当はカバーもあったのだけど、邪魔なので捨てちゃいました(苦笑)
猫様の体の1.5倍くらい以上の広さのものがおススメ。
横幅50cm以上の大きさがあると良いです。
あまり窮屈なおトイレだと、おケツがおトイレからはみ出てブツが床に転がります。
あと、砂落とし用のすのこがあるタイプもその分狭くなるし、あったところで砂を払い落としてくれるわけでもないし、その上にブツが乗っていたりするので、当下僕的には好みません(苦笑)
ただ、このオープンタイプは壁の高さがあまりないので、用を足した後に砂を思いっきり掻かれてしまうと砂粒が飛び出し、床に散らばってしまうのが難点ではありますが・・・。
東京猫医療センター服部幸獣医師と、ライオン商事が共同開発したオープンタイプのおトイレも販売中。
このおトイレの横幅内寸は50cm。
入り口が低めなので、足腰が少し弱くなったシニアの猫様も入りやすいおトイレとなっています。
ただ、リッチェル/ラプレ ネコトイレに比べると、ちょと小さめ。
「服部幸先生との共同開発」というのは魅力的だけど、
やっぱり、リッチェル/ラプレ ネコトイレかなーぁ。
おトイレの砂選び
おトイレの砂と言っても、その材質はイロイロ。
これまた、悩むところです
獣医師の先生方々はたいてい、「鉱物(ベントナイト)系が自然に近くてよい」と言っておりますが
当下僕的には「ひのき」がおススメだったりします。
猫様にとって、確かに「鉱物系」は自然に近くてよいかもしれません。
当下僕も以前は「鉱物系」を使っていました。
が、掃除するのは「下僕」なんです。
鉱物(ベントナイト)系の猫砂ってとにかく重い!
(猫様にとっては、この重量感が搔き心地が良いのだそうですが)
それに、どんなに静かに投入しても埃が「ぶわっ」と立っちゃうし
猫様が砂を勢いよく「ほっこり」した時にも、それはそれはもぅ、床も壁もあちこち埃だらけ。
猫様のしっとりした肉球にも、ベントナイトの「ほこり」が付いちゃうし、
「ほこり」のついた肉球で歩き回るから、さらに「ほこり」だらけに・・・。
そして、この細かい「ほこり」!
目に入ると、痛痒いのなんの・・・。
目薬しても、なかなか治まりません。
そんなこんなで掃除が負担になって、汚れていても見て見ぬふりをして、
やがては「育児放棄」をしてしまってはそれこそ大変!
獣医さんたちが言うように、
猫様にとって理想的な「おトイレ」に近づけるのは、猫様に快適に過ごしてもらうためには大切なことですが・・・
掃除をするのは下僕!
猫砂だけは、猫様に少し我慢をしてもらって、
「下僕」が扱いやすい砂でいいんじゃないかな?と、思うのであります。
上の記事で書いてあることは、「私」が使ってみての感想です。
とはいえ、どんなに下僕が「これがいい!」「これが扱いやすい!」「掃除しやすい!」と言ったところで、結局のところは、猫様がちゃんと使ってくれることが前提です。
猫様が使ってくれたうえで、ご自身にあったお砂(おトイレ)を選びましょ。
うちの猫様たちは、「ひのき」喜んで(?!)使ってくれて助かりました(笑)
別に、気に入っているわけじゃないよ。
でも、粗相するわけにはいかないもん。
仕方ないじゃん。
本当は人工の砂じゃなくてさ、
「お外の土」の上でしたいんだ、ボクたちは。
と。
実のところ、猫様はそう思っているかもしれません・・・。
おトイレの数
おトイレの数は、「頭数+1」が理想とされています。
我が家は7ついるので、「7+1」で8個。
・・・も、置いてません(苦笑)
8個も置く場所、ないです(泣)
その代わり、こまめに掃除することを心がけてます。
たいていのことは、ずぼらな下僕ですが、
おトイレラッシュは朝と寝る前くらいなので、お掃除もそれほど苦じゃないです。
とはいえ。
お掃除した直後に砂をかく音が聞こえるとかなり凹みますが・・・
おトイレを置く場所
機械(冷蔵庫など)の音や振動がする近くや、人の出入りが多く落ち着かない場所はNG。
猫様の食事場所や寝る場所から離れたところで、静かで風通しも良いところに設置しましょう。
換気ができるところであれば、排泄した後でも臭いがこもりにくいので猫様も、また下僕も快適に過ごせますよー。