キレイなぉ花も「猫様」にとっては、実は「毒」だったりする。
猫様にとって、700種類以上の植物が「毒」だって言われているんだそう。
猫様は完全な「肉食動物」。
「肉食」へと特化する過程の中で、植物の有害物質を分解する肝臓の能力(専門用語で「グルクロン酸抱合」)が体に備わってなく、解毒経路を失ってしまったからでは?と考えれているのだとか。
よく知られているのは「ユリ科」の植物。
これは猫様にとって「超~猛毒」
花や葉をちょっとかじるだけじゃなく、
花瓶のぉ水をちょこっと飲んだりしただけでも、簡単に命を奪っちゃうんだ。
ユリ中毒を起こすと有効な治療方法はないらしいから、とにかく、下僕が注意しなきゃならない植物。
あとは「ラベンダー」。
アロマや芳香剤として好まれる香りだけど…
実は猫様にとっては超~危険。
猫様の「命(安全)」を護るためには、
猫様にとって「危険な植物」を、まずは下僕がしっかり憶えておくことが大事。
獣医師でもないし、専門家でもないので
どれが危険で、どれが安全かなんてわからないから、
…まぁ、猫様にとって植物は「ほどんどが危険」って思って
家に持ち込まないようにするのが一番なんだけど、ね。
「危険」って言われている植物。
実は、ぉ庭によくあるものばかり。
(もし、猫様が少しでも変だなーって思ったらすぐに動物病院へ連れて行ってね)
猫様にとって特に危険な植物と中毒症
ユリ
ユリ科(ユリ、チューリップ、スズラン、ヒヤシンス)の植物が猫様にとって危険であることは
結構知られていること。
花、葉、茎など全ての部分に毒性があり、花粉や花瓶の水でも症状がでることも。
嘔吐や急性腎不全により致命的なケースになることが多く、最も気をつけなければならない植物の一つ。
「お仏壇用」にってユリの花を贈ってくれたりするけれど、猫様のいるお宅に贈るときは気を付けて、ね。
ラベンダー
ニンゲンにとって「癒し」になるラベンダーの香りだけど…
ラベンダーは口にするだけじゃなく、「香り」そのものが猫様にとっては超~危険。
猫様が匂いを嗅いだり、皮膚から吸収することにより、猫様にとって有害なラベンダーの匂い成分が体内に。
猫様の皮膚って薄くて、表皮は人間の半分ほどの薄さなんだとか。
そのため、皮膚からもラベンダーの成分が吸収されちゃうんだそう。
有害成分が体内に蓄積されると、肝臓や腎臓などの内臓の大きな負担に。
ラベンダーの中毒症状を起こすと、3日から1週間で肝臓・腎臓の組織を壊して、腎不全におちいるケースも。
抵抗力の弱い仔猫やシニア期の猫様、体調を崩している猫様の場合、死んでしまう例もあるようで…。
ただ、
中毒症状を早期発見できれば、獣医師さんから適切な処置を迅速に行ってもらうことで回復することもあるそう。(絶対ではないよ)
ラベンダーをお部屋に持ち込んだり、
ラベンダーの成分が含まれた商品や芳香剤、アロマなどを使わないことが一番だけど、
もしものときは、すぐに動物病院へ連れて行って、ね。
その他にも危険が高い植物
これらの植物も時として「致命的」となる場合もあるから、気を付けて、ね。
■ ナス科(チョウセンアサガオ、ホオズキ、ニオイバンマツリ、トマト)
■ ツツジ科(サツキ、シャクナゲ)
■ アジサイ科(アジサイ)
■ スミレ科(パンジー、ビオラ)
■ スイセン属(スイセン)
■ プラム属(リンゴ、アンズ、チェリー、モモ、ウメ)
やばぁぃ
結構、お庭にあるものばかりだぞ
危険度は低いけど、やっぱり危険
キク科(マーガレット、ひまわり、ジニア)
キヅタ属(アイビー)
トウダイグサ科(ポインセチア)
サトイモ科(ポトス、カラー、モンステラ、ディフィンバギア)
アロエ
知らないって、怖い…
猫様とぉ外をぉ散歩するとき
危険な植物に近づいたら口にしないように、ちゃんと気を付けてあげて、ね。
あと、お家に入ったら、しっかり体を拭いてあげましょ。
…結局のところ。
ぉ外に出さないのが一番なんだろぅけど、ね。
猫様に安全な植物
絶対ではないけれど、ね。
それでも、猫様にとってあまり危険とされていないものがコチラ。
・「猫草」と呼ばれるイネ科の植物 ←これは、ねw
・バラ科の植物
・ラン
・ヤシ科の植物
・パキラ
・アジアンタム
・エバーフレッシュ
・サンセベリア(トラノオ)
・ガジュマル
・ストレチア(極楽鳥花)
悲しいことになる前に
今まで大丈夫だったとしても
猫様はある日突然、興味を持って予測できない行動を起こしがち。
病気と違って誤食や中毒は、下僕さえしっかり気を付けていればあらかじめ防げるもの。
知識不足や不注意で猫様が命を落としてしまう、なんて悲しいことが起こらないようにしましょ。
参考:日本動物医療センター(HP)
参考:「げぼく」の教科書