そもそも猫様と言うのは、あまり水を飲みたがるイキモノではないらしい。
それは、猫様の祖先である「リビアヤマネコ」が、水のない砂漠て生きてきたこと。
仕留めた獲物を食べる時に、一緒に水分を補給できていたこと。
これが関係あるあしい。
でも宇宙-sora-は、仔猫の時からよくお水を飲む仔だった。
一度、お水を飲み始めると、これがなかなかに長い。
それは、宇宙-sora-の腎臓が、子供の頃からちょっと悪いことに関係があるっぽい。
宇宙-sora-は外(庭)に出ると、
まず、スイレンの鉢やバケツに溜まった水を飲みたがる。
そんなババっちぃお水を飲んで、お腹を壊さないか?と心配になる。
次に、物置の屋根から流れてくる雨水を受け止めている「雨水桶」に溜まった水を飲みたがる。
これまた、
ババっちぃお水を飲んで、お腹を壊さないか?と心配になる。
やめさせようとしても、意地でも飲もうとする。
(本当に汚いときは、なんとしても阻止しているが)
なので、お外用のお茶碗に綺麗なお水を汲んで横に置くのだけれど、
これにはどういうわけか、見向きもしない。
(家の中では、お茶碗に入れた新しい水を飲むのに)
宇宙-sora-(そぅちゃん)。
なんでそんな「ババっちぃ」お水を飲みたがるのだ?
40年。【猫様】と暮してきたと言っても・・・
マイペースで自由気ままな【猫】。
こちらが触ろうとしたり、抱っこしようと手を伸ばせば逃げるくせに、
「ちゅ~る」が食べたいときや、自分が甘えたいときは、こちらの都合など考えずスリスリ攻撃。
(静かに足元に来たりするので、気づかず蹴ってしまうこともある)
そして自分の要求が叶えば、あとは知らん顔。
それでも私は、とにかくこの「猫」というイキモノが好きである。
犬も可愛いと思うけれど、
ともに一緒に暮らすなら、やっぱり「猫」が良い。
ということで
かれこれ40年近く、「猫」のいろんな姿を見てきた。
ただ、「見てきた」だけ。
そう、何も考えることはなく。
ただただ、「同じ家で一緒に暮らしてきた」というだけなのだ。
猫好きだからと言って、
【猫】のことを何でも知っているわけではない。
なので、これを機会に【猫】について改めて勉強し始めた今日、このごろ。
書籍【猫はほんとうに化けるのか】より
猫の飲み水の話
この本を読んでいて「そぅだったのか!」と思った。
実は、ずっと前に買った書籍ではあったけれど、その内容に記憶がない。
ということは、買ったけれど、読んでなかったのだろう。
それは、猫の「飲み水」のことだ。
宇宙-sora-は、家の中にある「キレイな水」よりも、
お散歩に出た時の、外(庭)にある「溜まった水」をよく飲みたがる。
スイレンの鉢の水だったり、
バケツの水だったり
雨水桶の水だったり
家の中のキレイなお皿にいれた水にはあまり見向きもせず、
外に出て「溜まった水」を飲みたがるのだ。
(家から出られない時は仕方なく、家の中のお水を飲むけれど)
外の水を美味しそうに飲む宇宙-sora-を見ながら、いつも「お腹を壊さないか?」と心配になる。
さすがに、飲もうとした水があまりにも汚いときは、飲むのを阻止し、その水を捨てて新しい水を入れるけれど。
その本に書いてあったことは、こうである。
水と猫についてD・モリスは『キャット・ウォッチングPartⅡ』で、猫がなぜ汚い雨水を飲むのかをこう書いてある。
ネコの飼い方の本にはどれにも、ネコに新鮮なキレイな水を飲ませるために、水は定期的に取り換えるようにと書かれている。
また、皿自体もよく洗って細菌や汚れを落としておくようにとも書かれている。
しかし、これらの本には「2つの問題を見落としている」「猫はほんとうに化けるのか」花輪莞爾著より
と、書いてあり、その先を読んで「はっ」とした。
新鮮な水道水は通常、大量の薬品で処理されており、実際に薬臭く感じるほど、強く塩素処理を施されていることが多い。
猫の敏感な鼻(嗅覚)には、このニオイは耐え難い。「猫はほんとうに化けるのか」花輪莞爾著より
D.モリスの『キャット・ウォッチングPartⅡ』1988年に書かれた書籍。
そして、それを引用しつつ「猫はほんとうに化けるのか」が書かれたのは2002年。
今の「水道」の水は、それほど薬臭く感じないけれど、
確かに昔の水道の水は、かなり薬臭かったことを覚えている。
20代の頃、2年ほど東京に住んでいたことがあるけれど、
あまりの薬臭さに、水道の水は飲めなかった。
「水だし」はもちろんのこと、煮だしで麦茶を作っても、
消毒された水のニオイが臭くて、まずくて飲めなかった記憶がある。
あの当時「ラーメン」を美味しいと感じなかったのも、
水のせいだったのだと、今なら思う。
さらに悪いことに、(水を入れる)その容器は「中性洗剤」の類で洗われる。
ご飯の器でも洗えば同じことだが、ご飯の場合は「ご飯の匂い」のほうが勝り、中性洗剤の嫌な臭いを消してくれる。
けれど、水の器の場合は、それでなくても不快な(水の)消毒の臭いに「中性洗剤のニオイ」が加わる(混ざる)のだから、猫はどうしても「代り」になる水がみつからない時しか、自分用に用意された器の中の水を飲みたがらない。「猫はほんとうに化けるのか」花輪莞爾著より
なるほど。
そんなニオイのする水より、外の水たまりの水のほうがずっと美味しいらしい。
腐植が含まれ、微生物がうようよしていて、お腹を壊さないか?心配だったけれど
それらは天然の有機物らしいし、
水に好もしいニオイをくわえるだけなので、心配はないらしい。
もっとも。
猫は賢い「イキモノ」である。
本当に腐っている水なら、飲まないか・・・。
とりあえず「謎はとけた?!」
猫は人間より、水が傷んでいたり新鮮さを失っていたりはもちろんのこと、
洗剤の「汚染(におい)」にも、はるかに敏感なイキモノなんですね。
なにしろ、「嗅覚(鼻)」がとにかく優れていますので。
お水を飲みたがらない時は、お皿の匂いも気になるのかもしれません。
なので、お水のお皿を洗うときは、ずっと丁寧に洗い流してあげる必要があるようです。
実は最近。
宇宙-sora-は「じょうろ」の口から流れ出る水を飲むことに目覚めました。
綺麗なお水を飲んでくれるのは良いけれど。
お水を飲む間、ずっと「じょうろ」を持っていなきゃならないので
これはこれで大変だったり。
おみじゅ、おみじゅ💕
— 宇宙-sora-そぅちゃん (@soranosuke29) July 2, 2021
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お家の中で飲ませるなら、こんな給水器がよいかも^^