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【アニマル・ライツ】⑤動物権運動の現状-時としてそれは過激になる-

愛玩動物飼養管理

 

「動物権運動」を支持している人たちは

さとっち
さとっち

動物の権利を尊重すべき!

と、主張しがち。

従来の「動物愛護運動」は動物に

猫の下僕
猫の下僕

優しくしましょう!
同情心を持ちましょう!

感情に訴えてきたけれど
「動物権運動」は

猫の下僕
猫の下僕

このような行動をとるべき!

と、人の理性に訴えるので、
運動が「純粋」で「直線的」で「理想」に走る傾向に・・・。

その結果。
運動が過激になる場合もあるんだ。

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 動物権運動の現状

過激になりがちな「動物権運動」

動物の権利を擁護しようとする運動は
戦略的なプロの活動家が具体的に「的」を絞り
ひとつ、ひとつ解決していこうとする特徴が。

宇宙-sora-
宇宙-sora-

実際に「社会の支持」を圧力として利用し、
目的を達成してきたのです

ドレイズ・テスト

1980年
アメリカの動物権運動の活動家である「ヘンリー・スピラ」は、
ニューヨーク市「マンハッタン」の五番街で大規模なデモを行ったんだ。

それは
ウサギを使った「ドレイズ・テスト」を行っている化粧品会社「レブロン社」の本社前で抗議。

驚くのは、デモの前日。
スピラは『ニューヨーク・タイムズ』紙の一面を使って広告を出したの。

それは
「目に包帯をしたウサギ」の絵が描いてあり

レブロン社は、美しさのために何匹のウサギを失明させるのか

と、書いてあったんだって。

その広告を見て
このデモに参加した人もいたんだって。

宇宙-sora-
宇宙-sora-

でもね。
スピラは、いきなり「デモ」を始めたわけじゃないんだ

スピラはレブロン社に、生きたウサギを使わない、

猫の下僕
猫の下僕

「ドレイズ・テスト」に代わる別の方法(代替法)の開発を促進するために、
資金の提供をすべき!

と、1年も前から交渉をしていたけれど、
レブロン社がそれに応じようとしなかったので、
スピラは「デモ」に出て、「社会」に訴えるしかなかったんだ。

このデモの後、
レブロン社はすぐに約1億円を拠出。

ロックフェラー大学で代替法の研究を始めたんだって。

現在では代替法の研究も進み
動物実験の数はかなり減少。

レブロン社や、そのほか多くの会社の化粧品などには
【クルエルティー・フリー】(Cruelty-free)

さとっち
さとっち

化粧品や薬品が開発段階で
動物実験してないよー・・・って意味。

という文字が印刷されるようになったんだ。

これからの「動物権運動」(アニマル・ライツ)はどうあるべきか?

このような
圧力を加えて目的を達成しようという活動や
実力行使で「実験動物」を盗み出したりする過激な活動も出てきて

動物権運動は、
□ やや過激な活動
□ 過激な思想

そんな批判も出てき始めたんだ。

宇宙-sora-
宇宙-sora-

今は、
そんな行き過ぎた行動は沈静化しつつあるようだけどね

最近では
人間の健康や、絶滅危惧種の問題などを環境の問題と結びつけて
「環境倫理的」な立場からの「動物権利」を提唱している意見が見られるんだ。

動物に関する問題は、今や複雑。

利害が錯綜しているため、
むかしのような「素朴な思いやり」だけでは解決できなくなっちゃった。

この複雑な問題の解決のために
理性に裏付けられた「動物」と「人間」のかかわりあいについて考え方を確立する。

それが必要になってきているんだ。

 

 

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