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ヒトと動物の関係の中で避けて通ることが出来ない問題-それは【虐待】

愛玩動物飼養管理

ヒトと動物の関係の中で、どうしても避けて通ることが出来ない問題

宇宙-sora-
宇宙-sora-

それは【虐待】

では
虐待とは、なんであるか?

 

言葉の上での「定義」は簡単。
ざっくり言えば、つまり弱い者いじめ。

宇宙-sora-
宇宙-sora-

ざっくり・・・しすぎかな

 

 

でもその定義をもとにして、
どのような状況が実際に「動物虐待」になるのか。
ということを、世間に伝え広めていくことは・・・

とても難しい事。

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 動物虐待とは・・・

誰が見ても解る【虐待】

ボーガンの矢が刺さった鴨さん
切断され、殺されてしまった猫さん
ガスバーナーで焼かれてしまった猫さん
海に投げ捨てられ、溺死させられてしまった猫さん
壁にぶつけられ顏をつぶされた猫さん・・・

 

 

 

あ。なんか、猫さんが多い(泣)

ヒトが動物をいじめたり、
不必要に傷つけたりする行為は誰が見ても

すーちゃん
すーちゃん

それは、動物虐待っ!!

って解るけれど、でも「虐待」は、
いじめたり、傷つけたり・・・それだけじゃ、ないんだよ。

 

ネグレクトという【虐待】

人間の世界だって・・・あるよね。

ネグレクト。

育児放棄。

動物の場合は、
育て方もよくわからない種族の子をペットショップで買ってきたり
自分だけでは育てきれないほどの頭数と暮したり。

何も調べず
何も考えず。

ただ「可愛い」という理由で。
ただ「可哀想」という理由で。

最初こそは自己満足の中で「この仔がいて幸せ」と一緒に暮らしても、
いつしかそれが、自分のキャパを超えてしまい、
いつしか育てる(お世話する)ことができなくなり、
最終的には

もぅ、ご飯をあげるのが面倒
おトイレの掃除が面倒

そのまま

放置したり
手放したり

病気になっても病院に連れて行かず、

ちょっと言うことを聞かなかったからって、
怒鳴って脅して、言う事きかせようとしたり・・・

 

ボクたち動物への心身の健康や、衛生面に配慮できない育て方をするのも
これまた、すなわち

虐待なのです。

虐待の基準

何が虐待にあたるのか?という最も大切な基準(尺度)は「苦痛であるかどうか」

たとえ意図的なものでなかったとしても、
不適切な育て方(飼養管理)を続けることにより

動物が心身ともに苦しんでないか?
切ながっていないか?
悲しんでいないか?

それが重要な判断になるんだ。
とは言え

宇宙-sora-
宇宙-sora-

こんなとこ、来たくなかったーっ!
ここ、嫌ーっ!

って、仮にボクたちが思っていたとしても、

猫の下僕
猫の下僕

この子は、
うちに来られて幸せって感じてるわ❤

親(飼い主)が都合よく思い込んじゃって
ボクたちの本当の気持ちを知ろうとしなかったら・・・

そこで終わっちゃうけど。

 

だからこそ!
今、世界で広く受け入れられている虐待の「判断基準」があるんだ。
それが【5つの自由】

虐待の判断基準【5つの自由】

宇宙-sora-
宇宙-sora-

この「5つの自由」は、とにかく大事なこと

ひとつめ。
飢え、渇きからの自由。

その動物にとって適切かつ、
栄養的に十分なご飯と水が与えらえているか。

宇宙-sora-
宇宙-sora-

これは
夜中にお腹がすいて目が覚めた時、
おねだりするとすぐ起きてご飯を食べさせてくれるから

ボクのおかーちゃんは合格だね。

猫の下僕
猫の下僕

いや、本当は節操なしの甘やかしすぎで、
これはこれでダメなんですけどね・・・

ふたつめ。
不快からの自由

その動物にとって適切な環境下で育てられているかどうか。
風雪雨や炎天を避けられる快適な休憩場所があるかどうか。

宇宙-sora-
宇宙-sora-

ボローぃお家だけど
ボクたちが自由に出入りできるお部屋が、いーっぱい用意されているから
これも合格ぅ。

猫の下僕
猫の下僕

ボロは余計です~・・・ボロは。
確かに築40年ちょぃのボロですけどー

っていうか
所かまわず爪とぎして
誰がボロにしてると思っとんのじゃ

 

 

みっつめ。
苦痛からの自由

健康管理・病気予防・適切な治療がされているか。

宇宙-sora-
宇宙-sora-

ボク、病院が嫌いなのに
いっつも注射ちっくん☆しに連行するおかぁちゃん、失格ー!

猫の下僕
猫の下僕

これ。
我が子の目線・気持ちになると、ちょと複雑だったり・・・。

もちろん。
具合が悪いのを放置はしておけないけれど、

血液検査(健康診断)で嫌がる子を無理やり連れて行って
ちっくん★痛い注射をされるのって
それだけでストレスだったりするし・・・
(でも、連れて行きますけどね)

よっつめ。
恐怖、抑圧からの自由

恐怖や不安、精神的苦痛や多大なストレスがかかってないか。

ちゃっとん
ちゃっとん

ボクたちを無理やり「抱っこ」しようと、
しつこく追いかけてくるおかーちゃん失格ぅ!
これ恐怖ーっ。

歌舞伎ちゃ
歌舞伎ちゃ

お外出たーぃ!
お外に出てすずめさんと遊びたいーっ!って言ってるのに
お外に出してくれないぉかーちゃん失格ーぅ!
これ、精神的苦痛ー。
ぉ外出れないのってストレスーー!

猫の下僕
猫の下僕

はいはい。
そりゃー、すまなんだ。
君たちを追いかけるのは「病院」へ連れて行くためですー。
お外に出さないのは「安全」のためですー。

にのちゃ
にのちゃ

そういうことじゃなくて。

これは、
大きな声で怒鳴って、怯えさせたり怖がらせたり
そんなに悪いことしてないのに、
必要以上に頭やおケツを叩いて叱ったり。
「人間って怖い」って思わせてないかどうかってこと。

いつつめ。
自由な行動をとる自由

その動物にとって正常な行動やコミュニケーションができる環境が与えれられているか。

ちゃっとん
ちゃっとん

夜中にボクたちが大運動会をして、体を蹴飛ばしても怒らないから、
おかーちゃん合格ぅ。

時々、毛玉を「ケポっ。」して床やジュウタン汚しても怒らないから、
おかーちゃん合格~ぅ。

でも時々、気持ちよく寝ているボクたちをかまって起こすから、
やっぱり失格ーぅ

宇宙-sora-
宇宙-sora-

・・・ま、それもあるけど(呆)
寝たいときに安心して、体をリラックスして寝られる。

身体を動かしたいときに、ゆったりと動かすことが出来る。
遊びたいときに、遊ぶことができる。
そういうような「拘束されていない」

生きているうえでの「正常」があるかどうかってこと・・・

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 飼養者の義務と責任

この5つの自由。
「動物の愛護及び管理に関する法律」っていうのがあって、そこでも取り入れられていて
この「5つの自由」が満たされていないと動物虐待をしている。って考える必要があるんだ。

日本で問題となっているのは
虐待や虐殺を暴力行為と同じに考えている
その動物にとって必要なモノや環境、ニーズを知らずに育てようとしている

そんな飼い主さんが多いこと。

暴力だけが「虐待」ではないということ。

その動物にとって必要なモノや環境、ニーズ
それが何かを知らずに育てることは、虐待につながることもある。

ただ、食べ物を与え「生きている」「生かしている」

それだけじゃ、ダメ。
それって、人間の子を育てるのも同じだよね。

適切なご飯がもらえて
温かい寝場所があって
心身ともに苦痛がなく、可能な限り「自然の習性」にあった行動ができること。

ボクたちと暮らす人間は
ボクたちがそんな生活ができるように環境を整えることが

義務であり、責任なんだ。

 

参考文献:愛玩動物飼養管理士テキスト2級-1

 

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